デマッターブログ

あなたの拡散が人を泣かせてる。

数度に渡り乗船したピースボートが、様々な検索ワードで話題になっている。 このブログではピースボートと検索すると出てくる「実態」「悪評」「乱交」「返金」「トラブル」「辻元」などについて、なぜそれらが検索されるのか、根拠を記して書いていく

ピースボートの返金問題

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共同通信の記事

ピースボートの今一番湧かせてるトレンド

ピースボートは基本的には様々なプロジェクトを行っていて、尊敬できる部分も多い。

地雷廃絶キャンペーン

SDGsキャンペーン

UPA国際協力プロジェクト

ピースボートプロジェクト

グローバルスクール

おりづるプロジェクト

etc...

 

挙げたらキリがないほどの実績と経験を持っている。

船内でも講座がたくさんあって、社会貢献に目を向けてこなかった私としては

とても勉強になったし、新たにやりたいことも見つかった。

 

しかし、2020年に入ってピースボートをトレンド入りさせたのは「返金問題」だ。

 

 

 

 

 

yahooニュースに度々出現するピースボートは近年はicanノーベル平和賞など、いいニュースばかりだったのだが、拡散されやすいニュースというのは、いつの時代もネガティブなものばかり。

 

 

返金問題、事実確認

神奈川新聞によると、2020年5月13日の記事にて

 4月に出港予定だった非政府組織(NGO)「ピースボート」の世界一周クルーズが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になり、企画運営する東京都新宿区の旅行会社「ジャパングレイス」と客との間で、返金が滞っている。乗船予定の客は1500人以上に上り、観光庁が行政指導する事態になっている。

 同社は旅行業約款で、旅行開始前にキャンセルが決まった場合は、翌日から7日以内に払い戻すとしているが、客には4月11日付の書面で3年間の分割払いを提案。これに対し、日本旅行業協会に客から「返金されない」などの苦情が相次ぎ、観光庁が同月21日、約款通りに支払うよう指導した。

とのことで、どうやら、4月出航クルーズが立て続け中止になり、返金が難しくなり、3年分割返金に至った模様。

 

行政指導は受けているが、行政処分や、旅行業の取り消しはされていないようだ。

 

 

共同通信によると、2020年5月15日の記事にて

ピースボート、返金へ

 

社会 共同通信  2020年05月15日 09:44

 

 赤羽一嘉国土交通相は15日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で非政府組織(NGO)「ピースボート」の世界一周クルーズが中止となり旅行会社から客への返金が滞っている問題に関し「会社側から返金手続きなどの対策を進めていると報告があった」と明らかにした。

 観光庁は4月21日、約款通り返金するようクルーズを企画した「ジャパングレイス」(東京)を行政指導した。他のクルーズでは同様のトラブルは確認されていないが、赤羽氏は「業界団体と連携し、適切に対応していきたい」と述べた。

 

 

どうやら、そのまま計画倒産、かと思いきや返金手続きが開始された模様。

うん、だめだよ、返金しないと。

コロナで悲惨な目に合ったのは同情する。完全に過去に乗ったことあるものとして私情がはいると、本当に同情する。がんばれって感じ。

旅行業法にはひっかかるんじゃないかな。

それに、返金されなかった方々も大変だったはず。

でもね、、、

 

返金問題って旅行会社ジャパングレイスの話じゃん!

 

ちょっと待って、これは大切だと思うんだ。

ピースボートって顧客とお金の収受が行われたりしてるわけ?

返金問題って聞いて、なんか変な感じがしていたんだけど、ピースボートは乗船しようと申し込んだ方からお金受け取っていないのだから、ピースボートからお金どうやって返金するの?

そもそもこれはピースボートの企画を催行している主催旅行会社ジャパングレイスの話であって、NGOピースボートの話ではないのだ。

 

じゃあ某A旅行会社が催行し、インスタグラマーBが企画案作成してコーディネートしている「有名インスタグラマーBと行くフィリピン旅行」っていうのがあったとして、申し込んでキャンセルして返金が滞ったら、「インスタグラマーB、返金しろ!」ってなるわけ?

 

常識的な考えであれば、旅行催行しているジャパングレイスからピースボートへ企画料金が支払われているはずだから、ジャパングレイスが資金繰り大変になると、ピースボートも資金繰りがかなり影響受けていると思う。

しかし、「ジャパングレイス返金しろ」を「ピースボート返金しろ」にすり替えて世の中には発信されていくのだ。

 

 

真実を整理整頓する

真実とは何か、を自分の胸に問いかけて発信して欲しいと思う。

公衆の場で曖昧な発言、もしくは事実無根のデマを流布することは、名誉毀損罪や侮辱罪になる可能性があることは、最近の事件や報道でも大きく取り上げられてきて、知られてきていると思う。

 

追伸

私と一緒に乗ったことのある友人もこの返金問題に巻き込まれていた。

今のところ分割だが、入金確認が取れているとのこと。安心できる材料は残念ながらないが、破産して諦めなかったことだけは評価しておこうと思う。